聖書ブログ

聖書のことを中心に書かせていただきます。引用は新改訳聖書第二版です。よろしくお願いいたします。

恵みに生きるということ

イエス様に出会って、30年余りの月日が流れた。その間、随分逆らったが、ようやく信じる決意をし、正式に受洗して17年程が経つ。振り返ると、洗礼を受けたての頃は、良きにつけ悪きにつけ燃えていたように思う。私の霊が燃えていたのか、私の肉が燃えて…

聖霊体験2(賛美集会)

あるとき、教会から車の運転を任されたことがあった。いつものように主日礼拝を守り、さあ、そろそろ家に帰ろうかというときに、ある教会員に呼び止められた。なんでも、夕方から姉妹教会で青年特別賛美集会が開かれるが、運転手の都合が悪くなったので、代…

聖霊体験(東日本大震災)

私は、過去に、強い聖霊体験をしたことが数えるほどしかない。もちろん、日々、聖霊様が私に働きかけて下さっていると信じているが、体感として聖霊の強い臨在を実感したことが数えるほどしかないのだ。あるいは、もしかすると毎日、聖霊様は強く働きかけて…

イエスキリストを体験したときのこと

駅前で路傍伝道をしていたときのことである。私たちは、駅前のロータリーで数人で散らばって、トラクト配りをしていた。そのとき、片手にワンカップの日本酒を持った初老の方が私に話しかけてきた。身なりからすると、土木系の日雇い労働者といった感じだっ…

神の臨在を体験したときのこと

教会でホームレス伝道をしていた時の話である。私たちは、ある河川敷沿いに居を構える複数のホームレスの方に伝道していた。そこで、数名の方と親しくなったのだが、ある時、その中のお一人が行方不明になった。その方は、上下紺色の作業着をよく着ていて、…

悪霊追い出しの思い出

ある年末、恒例のクリスマスコンサートが行われる際、運営スタッフとして関わることとなった。市民ホールを貸し切って行うのだが、設営等の準備スタッフが必要だったのである。本番は夕方から始まるが、スタッフは午前中から集まって準備に取り掛かっていた…

恥ずかしい思い出

以前、原因不明のめまいに襲われたことがあった。落ちた物を拾おうとしてかがむと、そのまま前のめりに倒れてしまいそうになるレベルのめまいであり、重度の貧血のような症状であった。当時、勤めていた会社は、社用車を使っての外回りの仕事だったので、そ…

ユニークな証

ある先生のユニークな証を聞いたことがある。その先生は、初めて聖書を読んだとき、五分も読んでいられなかったというのである。五分もしないうちに聖書をバタンと閉じて、何をしたかというと、普段はやったことのない風呂掃除を一心不乱にしたというのであ…

親譲りの信仰と独立信仰

~「群衆はわたしのことをだれだと言っていますか。」彼らは答えて言った。「バプテスマのヨハネだと言っています。ある者はエリヤだと言い、またほかの人人は、昔の預言者のひとりが生き返ったのだとも言っています。」イエスは、彼らに言われた。「では、…

救われたのに苦しい ②

では、苦しい荒野を通り抜けた後の、待望のカナンの地は平和の地なのか。そうではない。ある意味、戦いは熾烈を極める。荒野では、私の調べによると、シホンとオグを含む九人の王と戦い、勝利しているが、カナンの地においては三十一人の王と戦い、勝利を収…

救われたのに苦しい ①

以前、信仰の先輩である母に聞いたことがある。母はいつも明るく歌を歌っている人だから、ついうらやましくて聞いたのである。「やっぱりクリスチャンになったから、そんなに明るくなれたの?」母は答えて言った。「そんなことはなかったわ。洗礼を受けて始…

フルーツパフェと煮干し

幼い頃、フルーツパフェなどの甘い物が大好きだった。もちろん、今でも好きではあるが、大人になるにつれ、段々と苦い食べ物も好きになっていった。例えば、和食の根菜系の料理だとか、魚料理とかである。目に見える食べ物がそうなら、目に見えない食べ物も…

承認欲求

以前、教会で説教の御用をさせていただいたとき、このように言われたことがある。「すごい説教だったね。感動したよ!」これを聞いて私の承認欲求は満たされ、私の肉が大喜びしたのをよく憶えている。反面、私の霊は悲しんでいたように思う。このような話が…