聖書ブログ

聖書のことを中心に書かせていただきます。引用は新改訳聖書第二版です。よろしくお願いいたします。

良い子、悪い子、普通の子

昔、あるお笑い番組で、「良い子、悪い子、普通の子。」というコーナーがあった。
良い子、悪い子、普通の子を演じる役者が、それぞれ舞台に登場し、面白いセリフを言っては司会者がその言葉に一言添える、笑点の大喜利のようなコーナーであった。

聖書にしばしば登場する「アブラハム、イサク、ヤコブの神」という聖句であるが、これは、ある意味、「良い子、悪い子、普通の子の神」と言っているのではないだろうか。

神は、アブラハムのような信仰の偉人も、イサクのような平凡な人も、ヤコブのような悪知恵の働く者も、等しく愛する神である、と言っているようである。
だから、もし私たちが、私はずる賢い者だとか、何の取柄もない平凡な者だと嘆いたとしても、神は私たちを愛してくださるだろう。
もちろん、優れた者も愛してくださるだろう。

そういえば、その番組の司会者も、良い子、悪い子、普通の子すべてを温かくユーモラスに受け入れていたように記憶している。

「アブラハム、イサク、ヤコブの神」という御言葉は、色々解釈ができそうである。
御言葉の解釈が多数あるのは、本来まずいのかも知れないが。